温泉にゆっくり浸かりすぎると最悪溺れ死ぬことも・・・入浴中の溺死

温泉にゆっくり浸かりすぎると最悪溺れ死ぬことも・・・入浴中の溺死

久しぶりの温泉!

ゆっくり湯船に浸かりたいのは分かりますが、温泉にゆっくり浸かりすぎるのは健康に良くありません。

なぜなら、血圧が下がりすぎて眠気に襲われしまうからです。

入浴中の血圧変化を見ると、血圧120の人の場合、浴槽に入った直後は熱の刺激に反応して血圧が瞬間的に30ほど上がることがあります。

しかし、その後、血圧は徐々に低下していきます。

これは、お湯の熱で身体が温められ、血管が拡張することで起こる現象です。

このように、血圧が下がるにつれて、私たちは「気持ちいい」というリラックス感を覚えるようになります。

しかし、そのまま湯船に浸かり続けていると、血圧はどんどん下がっていき、人によって70を下回る場合も・・・。

すると、ウトウトする眠気に襲われます。

実は、これは普通の眠気ではありません。

血圧が極端に下がったため、頭に十分な血液が行き渡らず、脳が酸欠状態になってしまったのです。

つまり、意識が薄れることで眠気に似た状態が引き起こされているのです。

このまま放置してしまうと、最悪の場合、意識を失い、お風呂の中でおぼれて溺死することも・・・。

入浴中の死亡原因の約60%は溺死

実際、入浴中の死亡原因の約60%は、以下のように溺死によるものです。

【入浴中の死亡原因】
溺死  :64%
心臓関連:18%
脳血管 : 7%

溺死の主な原因の1つが、血圧が極端に下がったためひ引き起こされる脳の酸素不足だと考えられているのです。

ゆっくり温泉を楽しみたい人は、眠気を感じる前にいったん湯船から出て身体を冷やし、血圧低下を防ぐことが大切です。

血圧を下げ過ぎないためにも、必要以上に湯船に長時間入るのは避けるようにしましょう。

体温が1〜1.5度上がることを目安に

体温を1度から1.5度くらい上げれば温泉の効果は十分に得られます。

長く入りすぎるより、体温を上げる方を目安にして、温泉に浸かる時間をコントロールしましょう。

体温が1度〜1.5度上がった目安としては、額にうっすらと汗をかき始めたことをチェックしてみてください。